桃の節句
雛祭りは、平安の貴族社会で盛んに行われていた「雛遊び(ひいなあそび)」から
時代が進むとともに武家社会に広まり、やがて現在のように庶民の間にも
定着していったとされています。
今ではすっかり年中行事として浸透し、雛人形の片付けを早くしないとご縁が遅れるという説や、
二十四節気の雨水(2月18日ごろ)に飾ると、良縁に恵まれるという逸話が生まれています。
この言伝えは水が命の象徴であり、豊穣や子孫繁栄につながるということから言われているようです。
子供の健やかな成長を願う気持ちはどんな時代を迎えても変わることない切なる思いです。
今年の3月3日の雛祭りも、お嬢様とともに成長を願い甘酒をご賞味ください。